水色あひるblog

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家庭の節電を推進させる、もう一つの政策

梅雨が明けて夏本番。という絶妙なタイミングで菅総理が気まぐれにストレステストだ!などと言いだしたため、電力不足が全国的に深刻化必至の情勢です。工場をはじめとする大口需要者は真剣に節電に取り組んでいます。罰金があるだけでなく、万一にも突然停電したりすると、製造中の半製品が全てダメになって莫大な損害が発生するなどのリスクがあるため、停電回避に必死にならざるを得ません。それに比べ一般家庭は、電気料金を一切引き上げていないため、節電は各家庭の良心次第という状況です。
家庭の節電を、何とか政策で後押しする事は出来ないでしょうか?。
家庭の節電といっても、エアコンの設定を1℃上げるとか、テレビやPCの使用を控えるとか、電灯をこまめに消すと言った手法ではありません。家庭の消費電力を減らすもう一つの方法、それは「家にいないようにする」ことです。会社で働いている間、家のエアコンやテレビや電灯の消費電力はゼロ。冷蔵庫も、扉の開閉がなければ負荷は下がり、トータル家庭の電力消費はミニマムになります。

政策1:専業主婦を優遇している税・社会保障制度を全廃する

家庭で無駄に電気を消費している筆頭は、専業主婦と呼ばれる人達です。最悪、その一人の為にリビングのエアコンやテレビが稼働され、冷蔵庫が頻繁に開け閉めされることになります。
夫の収入に依存し、働かずに家でゴロゴロしていれば夫の所得が控除されて税金が減額され、一円の保険料も払わないのに年金が保障されるといった諸制度が、女性を専業主婦になるように仕向けています。これらを廃止し、女性が働くために家から出れば、無人となった家の電力消費が節減できます。

政策2:保育園を増やす

前項で悪者扱いした専業主婦ですが、その一部は、子供を預かってくれる所が無いために働きたいのに働けず、非自発的に乳幼児を抱えて専業主婦をさせられています。
そこで保育園を整備します。30軒の家庭のリビングでエアコンを動かすより、30人の乳幼児を集めて保育園の教室を一つ冷やす方がエネルギー効率は上がるでしょう。その間、育児から解放された女性が働けば家は無人に出来ます。
更に、保育士の雇用が増えれば、それまで失業者として家でゴロゴロしていた人が保育園で勤務するので、その人の家でも節電出来ます。

政策3:子ども手当を現金支給から教育バウチャーに変更する

まもなく夏休みが来ると、家で電気を浪費する原因として子供が加わります。子ども手当を(そもそも制度の存続すら怪しいですが、そのことは置いておいて)バウチャーにし、親のパチンコや飲み代に使えないようにします。塾の夏季講習にでも使ってくれれば、保育園同様、30軒の家庭のエアコン稼働を塾の教室一つに集約できます。ついでに成績も上がるかも。更に塾講師の雇用が増えれば、それまで失業していた人の家の電力消費も(以下略)。
塾に限らず、野球のリトルリーグやサッカーのジュニアチームに参加するのでも、民間主催のサマーキャンプ一週間ツアーでも、家から子供が出ていけば節電につながります。

政策4:ネットカフェをエロ・ロリ特区にする

主婦よりもガキよりも、家庭で電力を無駄に浪費している最悪の人種は、ニート・引き籠りと呼ばれる人達でしょう。働いていないのでコスト意識もなくエアコンをガンガンに効かせ、PCもテレビも終日つけっぱなし。しかも、税制で労働市場に引き出すことも困難で、親の判断で保育園や塾に行かせる事も困難です。
そんな人達を、もし自発的にネットカフェに集める事が出来れば、30軒の引き籠り部屋でエアコンを稼働させるより、一軒のネットカフェを冷やす方が(以下略)。
児童ポルノの単純所持を処罰の対象とする法案を自民・公明が提出するとかしないとかいう話があるようです。
そこで、ネットカフェ内だけはこの法律が適用されないエロ・ロリのパラダイス特区にしてはいかがでしょう。ネットカフェのPCで何をどれだけ見ても、それは「所持」にあたらないというロジックです。そうすれば、引き籠りな人たちが家のエアコンを止めて外出し、狭い空間に集積させて電力消費を効率化できるような気がするのですが。