水色あひるblog

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群馬県民の頭がボサボサになる理由

今後、群馬県民の髪の毛は他県の人に比べボサボサで見苦しく不潔な姿になっていくでしょう。何故なら群馬県の行政が、県民が散髪をしにくくなるように嫌がらせを繰り広げているからです。

低料金で髪のカットのみをする理・美容店に対し、群馬県は、洗髪設備の設置を義務づけることを決めた。

http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20090930-OYT1T00027.htm

群馬県衛生食品課は、県理容生活衛生同業組合ならびに県美容業生活衛生同業組合と癒着し、彼らの既得権益を守るために、行政の法令暴力という手段を使って新興勢力である低料金カット専門店に対する営業妨害を展開しています。
群馬県庁と県議会は、群馬県民は救いようのない馬鹿ばっかりだから、洗髪の無い店で散髪したら家に帰って洗髪することもできないと思っているのでしょう。それじゃあ不潔だし、群馬県民は自分ではどんな店で散髪するべきか正しく判断できない哀れな人達だから、行政が介入して県民に選択の余地がないように「正しい散髪屋さん」を決めて上げることにしたようです。

「洗髪しないのは不衛生」とする県理容生活衛生同業組合のいいがかりを口実に、

県はこれまで、衛生面の実態調査や県民アンケートを実施、さらに有識者ら5人の検討委を設置して議論してきた。実態調査によると、洗髪設備の有無で衛生状態に差が出ることはなかった。アンケートでも、設備がないことを「特に問題ない」「快適ではないが、不衛生とは思わない」との回答は合わせて6割を超えた。これらを踏まえ、検討委は「義務化の合理的理由は見いだせない」と結論づけていた。(前掲の記事より引用)

にもかかわらず関連条例の改正を強行。
議会が業界団体の請願を県議会に提出し、昨年3月に採択したのが発端ということですから、議員連中もグル、というか議員が主犯ですね。なんてわかりやすい構図。陳情という名の接待、もしくは袖の下の見返りという訳でしょう。

今後群馬県では洗髪設備設置義務でコストがかかり、低料金カット専門店の新規出店はできなくなります。県民が出費を抑える為には散髪回数を減らすしかなく、金田一耕助のようなボサボサヘアーが流行するかもしれません。

また、全国では17道県が設備設置を条例で義務付けている (前掲の記事より引用)

あ、ごめんなさい。自分で正しい散髪屋が選べない馬鹿は群馬県民だけでなく、既に全国に17道県に存在するそうです。バイオハザードみたいに、馬鹿ゾンビ県民が全国に増えているようですね。