水色あひるblog

はてなダイアリー 「mizuiro_ahiruの日記」 から引っ越しました。

計画停電体験記

今日3月15日、計画停電を受けてしまいました。
18:50頃、いきなりテレビと蛍光灯がブツ切れて部屋は暗闇に。停電予告は今日もオオカミ少年だろうと高をくくっていたので、裏切られた感と言うか自分の迂闊さを呪います。PCは幸いノートなので作業を終わらせてシャットダウン(メニューから休止状態がなくなっていたのは何故?)。せっかくの機会なので上着を着て懐中電灯持って外出しました。
家々の灯りは消え落ち、街灯も真っ暗で信号も消灯。町はすっかり暗闇につつまれ…ると思っていたのですが、あまり暗くありません。周辺を出歩いたのは19時〜20時にかけてなので天文薄明は終わっているはずなのですが、曇っていたせいで遠くの繁華街の明かりが雲で乱反射するのか、空全体がかすかに町を照らしています。並んだ家屋のシルエットもわかりますし道路もよく見えます。懐中電燈なんか使わなくても何の苦労もなく歩けます。子どもの頃キャンプで経験した、足元も見えない、っていうか自分の手のひらも見えない世界とは違います。
通り過ぎる車のヘッドライト、マンションの廊下の非常灯もあります。特にバスは煌々と灯りがついていて、まるでコンビニの雑誌コーナー(の立ち読み客)が空中を移動しているようなシュール感があります。ずらり並んだマンションの窓を見上げると、ところどころでロウソクや懐中電灯の明かりもチラチラ。
スーパーやドラッグストアは停電予告時刻の前に閉店していて混乱はありません。そんな中セブンイレブンの前を通ると、中に客がいます。店内に入るとアラーム音が鳴りっぱなしなのですが、照明の一部が点灯していて何とか商品は見えます。店員さんに聞くと「営業しています」ときっぱり。カウンターを見るとPOSレジが毅然と稼働していて、パンを一つ持っていくと普通に会計処理してくれます。「バッテリーで駆動しています」との説明。さすが最大手コンビニ、秀逸です。ちなみに店内のアラームはショーケースが異常検知して鳴るそうで、止められないようでした。その後、別の中堅コンビニ店に行ったら「停電中は営業できません」とのこと。「セブンはやってたよ」と言ったら「マジすか!?」と言われました。
やがて停電区域の端に到達。やや太い道路に出ると、パーッと街灯が輝き信号も機能しており、その道から向こうは当たり前に家々の照明が灯っています。この両者を見比べると、あきらかにこちら側は真っ暗。道一本での落差がまるで中朝国境のようです。
帰宅してロウソクを灯してボーっとしていたら、20:50頃に復旧しました。

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