水色あひるblog

はてなダイアリー 「mizuiro_ahiruの日記」 から引っ越しました。

就職学部の本当の敵

昨日今日のエントリーについて、ちょっと追記。
就職学部(国際教養学部)は、秋田の大学のようにその路線を徹底して追求すれば、そこいらの大学の法学部とか経済学部とか、ましてや文学部といった旧学部に対して強い優位性を持つ事が出来ると思います。でも実は、それはもう周回遅れのレースかもしれません。
国際教養大学と競合しているのはMARCHとか関関同立の旧学部ではなく、中国や韓国やひょっとしてベトナムの大学生です。PanasonicSharpSONYかの比較の問題でなく、Samsungに勝てるかという議論と同じことです。「日本人を雇うなら、そりゃ上智より同志社より国際教養大学さんの学生を採ろうと思いますが…、正直、ソウル大や清華大の学生さんと比べると…。」と言われる時代がもう来ています。なにせ、Panasonicの採用の8割が外国人なのですから。
国際教養大学ではTOEFL550点が要件のようですが、英語だけでは不十分で、英+中国語とか、英+ベトナム語とか、英+アラビア語なんかが求められるようになるかも。

はぁ…、今の若い人って可哀そう。