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水色あひるblog

はてなダイアリー 「mizuiro_ahiruの日記」 から引っ越しました。

人の脳内にはtextが詰まっている。または、朝まで生テレビはTwitterに移行したらどうだろうという案

ブロードバンド接続が普及してパソコンの性能もどんどん上がって、ネット上には動画コンテンツが溢れています。YouTubeからエロ動画まで。でも、今一番話題になっているのがTwitterというベタベタにtextなサービスなのは興味深いです。多くの人が参加してネットを身近な物にしたBlogやSNSもtext主体なサービスですし、今後期待されるのはiPADによる電子書籍の普及だそうで。その一方で大失敗だったのは、second lifeという動画なサービスでした。人って、textが大好きなんだなぁと感じます。
何故textなのか。それは、「外の世界」を伝えるには動画が優れている場合が多々ありますが、「人の脳内」にある考えやら意見やら思想と呼ばれるものを伝えるにはtextが優れている、あるいはtextにしか転換できない面があり*1、そして、人は外の世界を知ることも好きですが、自分や他人の脳内について情報交換する方がもっともっと好きなのだと思います。だから、NHK NewsWatch9は様々な話題コミコミで1時間ですが、朝まで生テレビはワンテーマに3時間かけても足りないほどです。

ネットの登場で情報は無料化していく。だから出版業は死んで行くと言う意見がありますが、もし無料化が原因なら、テレビのニュースやワイドショーが登場した段階で既に新聞や雑誌は死んだはずだと思います。テレビはプロバイダ料金さえかからないネット以上に(NHK以外は)無料ですから。テレビで死ななかった出版業が今死にかけているのは、ネットの登場で初めて「text情報を伝える紙以外の手段」が生まれたからだと思います。
また情報の無料化といいますが、現在の新聞業界や出版業界の苦境は、ネットという手段の登場で紙に印刷して本屋で配布して購入者が対価を払うという形式が一部ダメになっただけで、決して人がtextを必要としなくなった訳ではありません。村上春樹の脳内を覗くために多くの人が喜んでお金を払っていますし、BlogやTwitterの登場で人はますますtext漬けになりつつあります。街中のレンタルビデオ屋が衰退してもDMMが隆盛しているように、アフィリエイトや有料メルマガで儲けている人がいるように、流通と課金モデルを変えれば、textはこれからも商品であり続けるはずです。

余談ですが、外の世界を伝えるNHK NewsWatch9は動画で放送する必然がありますが、脳内情報を伝える朝まで生テレビはテレビで放送する必然はないと思います。小汚いオッサンやオバサンが口角泡している「絵」を見たくてあの番組見ているのではないですから。
あれって、全員がマイクの代わりに「しゃべったー」を起動したiPHONEを置いてもらい、発言を全てTwitterに転換してもらえば便利ではないでしょうか。聞き逃すこともなくなりますし、気になった発言を読み直したり検索することも容易になります。生放送を見れなかった人が「録画」を見ると3時間かかりますが、全てtext化されていれば、3時間かけて熟読することもできますが、30分で流し読みすることもできます。

*1:脳内のある「思い」を動画に転換できるのは映画監督ぐらいかもしれません