水色あひるblog

はてなダイアリー 「mizuiro_ahiruの日記」 から引っ越しました。

サプライズ

五輪招致のプレゼンテーションで東京が用意したサプライズは15歳の少女だった。
「私たち、どうなるの?」。地球環境を心配するフレーズで登壇したのは15歳の三科怜咲(みしなれさ)さん。日本生まれ、シンガポール育ちの体操選手だ。次世代のアスリートとして白羽の矢が立った。「緊張したけど、IOC委員の方々が笑ってくれたのでよかった」。
終始、白い歯を見せていた。(コペンハーゲン=森田景史)

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20091002-00000586-san-spo

日本の英語の授業では、あのスピーチはできないなーと実感する一幕でした。日本の招致関係者の「サプライズはあくまでも外国人向けなので、日本のお茶の間のみなさんにはまったく受けないかもしれません」(TBSの番組で表示されたテロップ)という発言は失礼でしょう。英語教育のあるべき姿について考える契機となっただけでも十分な意味がありました。
女の子のハキハキした発音のスピーチを聞いていて、今日の時点での首相が麻生さんじゃなくて良かったと心底思います。あの、発音がド下手くそなくせに流暢ぶってペラペラしゃべろうとする意味不明の英語もどきでは、勝てる勝負も不戦敗になってしまいます。それに比べれば、普通にスピーチする鳩山さんの方がかなりマシです。