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水色あひるblog

はてなダイアリー 「mizuiro_ahiruの日記」 から引っ越しました。

亀井静香氏が自民党に還る日

モラトリアム攻撃が止まりません。最初は勇み足の誤射かとも思いましたが艦砲射撃はガンガン続いています。爆発するたびに照準の誤差が修正され、着弾点が「政権直撃」に近付いている気がします。
亀井氏は当初こそ、自らの信念に従い正しいと信じる政策を提案しているだけ、という体を装っていましたが、「官房長官が口を出すな」と恫喝したり、「返済猶予は友愛の精神だから鳩山総理も喜んでいる」と嫌味を吐き、「私を更迭すればいい、できっこない」と宣戦布告にも似た発言をしているところを見ると、民主党がこの政策を呑めないと分かっていて、誤射でなく攻撃するつもりで攻撃しているように見えます。敵は本能寺にあり、という感じです。

そもそも、国民新党は何故いまだに民主党と連立を組んでいるのでしょう?。
国民新党が決別した相手は小泉政権であって自民党ではありません。いわばクーデターで乗っ取られた自民党から脱出した、真正自民党亡命政府が国民新党だったとも言えます。(日和見な連中が多くて泡沫政党になりましたが、あの頃から内心では小泉氏より国民新党にシンパシーを感じていた自民党議員はたくさんいたはずです。)
その後、安倍・福田・麻生のホップ・ステップ・ジャンプで自民党は元の姿に戻り、クーデターは鎮圧済。小泉分子どもは粛清され、みんなの党という逆亡命政府がかろうじて生き延びるばかり。更に本日の総裁選で、党内派閥のボス全員の支持を受けた谷垣氏が圧勝し、今後も懐古路線が保障されています。
今現在および今後の自民党は、国民新党にとって旧き良き、懐かしき故郷自民党なのではないでしょうか。

つまり亀井氏は自民党に復党し、+自民党をかつての強大な自民党に戻したいのではないかという気がします。
だって、総選挙のマニフェストに「5年間で200兆円の財政出動で景気を良くしよう」と書いていた政党ですよ。ダム建設を中止し、空港整備特別会計も見直そうなどと言う政党と気が合う訳がありません。亀井氏にとって真の敵は自民党より民主党でしょう。
ただ復党と言っても、プライドの高い亀井氏としては、他の雑魚郵政造反組のようにひっそりと戻る気はないでしょう。そこで、政権内部でテロを起こして民主・国民・社民連立政権を崩壊に追い込み、その上でレジスタンスの英雄として新生自民党に凱旋帰国するつもりなのではないかという妄想が膨らみます。
そう考えると、亀井氏の当面の重要目標は10月の参議院補選で民主党を勝たせないことでしょう。ここで民主党が負ければ、いよいよ「更迭などできっこない」のでやりたい放題に暴れることができます。10月8日告示、25日投開票は目前で日がありません。だから亀井氏は、これほど性急に、強硬にモラトリアムを主張して必死で波風を立てているのかもしれません。

明智光秀は謀反後に頼った相手に見捨てられ三日天下で終わりましたが、その一撃で織田政権は永遠に失われました。いや、別に鳩山総理を織田信長になぞらえる気はありませんが、なんとなく話の都合上。
民主党政権は徳川になるのか、せめて豊臣程度にはなれるのか、それとも織田のように消えていくのか。ゾクゾクします。